大英帝国の国教を犯そうとするアンチキリストのフリークスを
葬り去る為に組織された特務機関、王立国境騎士団”HELLSING”
当主であるサー・インテグラル・ウィンゲーツ・ヘルシングに
仕えし吸血鬼アーカドと、事件に巻き込まれ命を落とすも
アーカードの血を飲む事で吸血鬼となり生き長らえたセラフ。
そんな彼等は下された命令を実行するために今日も動く。
下される命令は・・・
サーチ&デストロイ
ちなみに、この漫画の主役は よくある成長して強くなるタイプではなく 初めから最強・・・しかもブッチギリの強さを持った主人公でして 例えるならヤムチャVS悟空って感じですかね。
いや〜この凶悪な狂悪さが好きですね。
アーカードの力の解放を見た時、鳥肌が立ちましたもん。
混沌というのを初めて具現化した作品なんじゃないでしょうか?
今までのフリークス系って言えば大抵、元の姿を踏まえた上での「変身」か
姿を変えての「変形」だったのに、「体」という枠に囚われない「変異」なのが凄いです。
特に4巻での「エレベーターアクション」という回の凄まじさは、 正しくカオスヒーローの名を冠するに相応しい壮絶さでした。
しかし、ホント登場人物全員もう凄い狂いっぷりですよ。
セラスは吸血鬼になりながらも人間の心を持ち合わせたが故に
人と化物の間で苦悩する存在となる。(の割りには能天気)。
アンデルセンは狂信者という言葉がぴったりくるほどの狂いっぷり。
もうクルクル狂ってますな。野沢那智だし。
インテグラは実はいい人なのが微笑ましい。
冷血そうに見える裏の顔。う〜んハマーン様。
ウォルターは増刊で、ちゃっかり若者になってるし渋かっこいい。
ルークとヤンは巻末でファンになった模様。
そして少佐。
やっぱりヘルシングを語る上で忘れてはならないのが少佐でしょう。
同人でも色んなネタにされた例の台詞は天下一品です。
しかし、これ危ないな〜。
こんなの発表できるの日本だけだよ〜。
思いっきりプロテスタントとカトリックの宗教戦争描いてるし、
ナチスは出てくるし他の国だったら禁書だよ・・・。
でも作者が好きに描けるからこそ、ここまで面白い作品になるんでしょうね。
しかし、いくらヘルシングが元々TVアニメに耐えられるような
作品じゃないと言っても駄目過ぎでしょう?
確かに血しぶきとか残酷シーンのカットは見せ方により何とでもなるからいいんだけど
作品そのモノを壊すようなオリジナルの設定や話を作らないで欲しい。
それも作品全てを否定するような方向に向って・・・。
大体、インテグラが鉄面皮過ぎる!!
もっと人を労わる人のはず。それに結構感情豊かだし(笑
まぁ、でもnanoの中ではセラスが血を飲んだ時に
「あっ、コレはヘルシングの名を借りた別の作品なんだ」と
割り切れたから良かったって言えば良かったんですが・・・。
大体ハマーン様と野沢那智さんが勿体無さ過ぎる!!
あの二大声優を使って駄作を演じさせるなんてシクシク
でも声に関して言えば問題なく皆ハマり役ですね。
個人的にアーカードは大塚明夫さんなんですけどね。
ウォルターが冬月だったのが良かったです。
めちゃハマり役。
しかし、わかってないなぁ。
全編シリアスにしても、しょうがないのに。
時折入るギャグが作品を引き立たせるスパイスなのに。
ホント勿体無いです。
絵のクオリティーも高いし声優も豪華な人を使っているのに
出来上がった作品が、これなんだもん。泣けますよ。