鮒甘露煮の由来


 古河名物 鮒甘露煮は、江戸時代の宝暦12年(1762年)土井大炊頭利里が、肥前唐津から七万石を以て祖先(藩祖 土井大炊頭利勝徳川幕府大老)の旧領地古河に移封された頃に始まります。
 当時、古河は、奥州街道の要衝の宿場でにぎわい、今でもその形をとどめる船渡河岸というところより江戸へ唯一の交通機関の定期船が運行しており奥州よりはるばる江戸に上る旅人も古河に着けばもう江戸についたような安心感があったようです。
 この頃、古河宿の街道筋に一膳飯屋があり、鮒の煮付けを始めました。これが鮒の甘露煮の始めと言い伝えられています。
 そして時は移り明治になって、野村家父祖がこれに煮付け味付けの改良が加えられ、現在の鮒甘露煮が完成しました。