【 私 見 】
私は五葉松を育てて約40数年経ちますが、幾つかこだわってきたものがあります。 以下に私個人の考えとして載せておきますのでご共感していただければ幸いです。
◎ 庭木と植木の違い
よく山から採ってきた木の頭の部分だけを作り それらしい形にし 庭木とされている方がおられますが、やはり山で育ったのと 種から庭に合うように育てたものとは いろいろ違いがでております。 庭木というのは 小さいうちから庭へ植えられることを前提に育てられた木であり、植木は自然の中で育ち、自然の中にとけ込める公園や街路地等に植えられる木と考えております。
◎ 松の枝
では植木と庭木のもう一つの違いですが、公園の松の枝を見ますとほとんどが 車枝(幹の同じ高さのところからぐるりと3本、4本と枝が出ている枝)や閂枝(かんぬきえだ:十字架のように 枝が2本一直線に出ている枝)であり、これらの松を庭に植えるのはいかがなものでしょうか。
当園の五葉松にはこのような枝のものはありません。 苗木のうちに剪定しておりますので剪定痕もありません。
◎ 姿・形状
ここは趣味の分野ですので意見は大きく分かれてしまうかも知れませんが、私の考えでは 今の人間のように型にはまったものは 面白みが無いように思います。 松というと皆さんは大きく曲がりくねった幹を思い浮かべるでしょうが、どうでしょう 自分の庭とお隣さんの庭と向かいの庭に植えられている松が皆同じ格好で植えられていたら。 クリスマス時期に同じ形のクリスマスツリーが飾られる出窓のようですが、みんなと同じものを自分の庭に植えたいですか?
当園では自然の形状と庭に合った枝振りを心がけ育てております。 自然を崩さず細やかに手をかけているものが一番美しく見えるのではないでしょうか。
言いたいことを好き勝手に書きましたが皆さんのご意見を是非お聞かせ下さい。 また、このようにして育てた松を見に来て下さい。 ご遠方の方には写真をメールにてお送りすることもできますのでメールをお願い致します。
|
|