この項ではブレーキフルード交換作業内容を掲載しています。

2003-10

今回使用したもの

ホンダ純正ブレーキフルード・ワンマンブリーダーボトル・ホース・スポイト・10-12メガネレンチ
油圧式フロアジャッキ・車載ジャッキ・クロスレンチ・ジャッキスタンド(ウマ)・輪止め
超潤滑剤・CRCブレーキクリーン・オイル受け皿

Korai的難易度・・・☆☆

あまりの状態にビックリしました(^^;




*針金は今回使用していません。
ブレーキフルードの交換です。

用意したのはホンダ純正のブレーキフルードDOT4です。
Beat指定のグレードです。DOTはグレードで数字が大きくなる
ほど性能が上がります。フルードの性能は通常のドライ沸点と
フルードが水を吸った時のウェット沸点の高さで決まります。
もちろん沸点が高いほど高温になってもフルード内に気泡が
生じ難く、ブレーキペダルを踏んでも全く効かない「ベーパーロック
現象」も起き難くなります。フルードは長期間交換を怠ると油圧
ライン内にサビを発生させたりと、トラブルの元になってしまいます。

通常、フルード交換は2人でやるのが基本です。

しかし、今回は1人でも作業できるモノを用意しました。

用意したのはワンマンブリーダーです。
500mlのボトルにホースが繋がっています。ホースの途中に1度
通ったフルードが逆流するのを防止するワンウェイバルブが付いて
います。これで1人でもゆっくりと作業できます(^^

ボンネットを開けるとブレーキのマスターシリンダーがあります。
普段はフルードの量や汚れ具合をチェックする程度です。

ではキャップを開けてみます。

おお〜、見事なウーロン茶が出来上がってます。
ここまでになっていたら問答無用で交換ですね(^^;

通常は車検ごとくらいの期間での交換が目安です。

交換作業の前にシリンダー内に入っている古いフルードをスポイト
を使って吸い出しておきます。

古いフルードは全て押し出すので、先に抜き取っておいた方が交換
が早いです(^^

抜き取ったところへ新しいフルードを一杯に入れておきます。
フルードは周りにこぼしたりしないように注意しましょう。
塗装面を侵食してしまいます。万一付着した場合は水で洗い流し
ます。

ブリーダーボトルに付属のホースは細かったので、購入しておいた
大きめのホースを切って接続して使いました。

ブレーキフルード交換の基本はフルードラインの長い、つまり
マスターシリンダーから1番遠いところから行うのが一般的です。

Beatでは左リヤからです。
私はそれを忘れていて右リヤからやってしまいました(^^;
大きな問題は無いと思います。

リヤ側から作業することには変わりないので、ジャッキアップして
車体をウマに掛けて両側のタイヤを外します。

画像の
部分にフルード交換用のブリーダープラグがあります。
ゴムキャップがあるので外します。

ブリーダープラグは固まっている可能性が高いので、キャップを
外したら潤滑剤を吹き付けておきました。

しばらく置いたらプラグに10mmのメガネレンチを掛けます。

そのままワンマンブリーダーのホースを接続します。

準備ができたらプラグを緩めます。
ワンマンブリーダーなので、プラグは緩めたままで良いです。
もしかすると2人でやるよりも楽かもしれません。

通常は1人がブレーキペダルを踏む担当になります。
ペダルを踏んでいる間、もう1人がプラグを緩めて古いフルードを
排出。フルードが逆流する前に素早くプラグを締めます。
それを声を掛け合いながら繰り返していきます。

ではゆっくりとペダルを踏んでいきます。踏まなくても手で押し
込んでも十分です。
意外に勢い良くフルードが出てきます。

2、3回押してホースの様子を見ると唖然。ポコポコとエアが出て
きました。しかも結構多い・・・(^^;
良くこんな状態で乗っていたと呆れるばかり・・・。

マスターシリンダーのフルード量に注意して、時々注ぎ足しながら
出てくるフルードの色が透明になるまでペダルをポンピングします。
シリンダーのフルードが無い状態でペダルを踏んでしまうとエアが
入り込んでしまいます。そうするとまた初めからやり直しになるので
大変です(^^;

今回の作業だと、リヤ側は10〜15回くらいのポンピングで新しい
フルードに換わりました。

フロントは5、6回くらいで大丈夫だと思います。

フルード交換のついでに「ブレークリーン」でブレーキ回りを掃除
しておきました。ブリーダープラグに付着したフルードもコレで
キレイにします。
初めて使いましたが、すごく勢いがあってさらに水っぽいです。
にも関わらず、すぐに乾燥してしまいます。
かなりの汚れが流れ出てきました。下には受け皿を置いておき
ます。今回、4輪を掃除したところでクリーナー1本を丸々消費して
しまいました。

よくブレーキクリーナーが大きな缶や2本セットで売っていたりする
理由がわかりました。

リヤ側が終わったらフロントです。

同じようにジャッキアップして、ウマを掛けます。

フロントも似たようなところにブリーダープラグがあります。

フロントをやる頃には大分慣れて、素早く作業できました。
こちらもマスターシリンダーのフルード量に注意しながら。

タイヤを外すのが面倒ですが、作業自体は難しくないしすぐに
できるので今後は定期的にやってみようと思いました。

4輪全ての交換が終わったら、最後にフルード量をMAX位置に
合わせます。

少なければ注ぎ足して、多ければ吸い取ります。
この時、車体はウマから下ろして水平にしておきます。

最後にキャップをすれば終了です(^^

今回の作業では全交換で約450mlのフルードが出てきました。

恐らくカー用品店に置いてあるブレーキフルードは500ml缶が
多いと思いますので、丁度良い感じです。

新品が透明なのに対して出てきたフルードのこの色・・・(−−;
最低でも2年、車検ごとには交換しておきたいものです(^^;

交換後はブレーキペダルが硬くなっていると思います。
エンジンを掛けて数回ペダルを踏むと通常の状態に戻ります。
後は安全なところで安全な速度でブレーキが効くことを確認して
完了です(^^

自分の感想では、交換前がエア噛みまくりだったせいか交換後は
踏み応えが若干しっかりした感じです。(それほど変わらなかった)
でも、走行中いきなりブレーキが効かなくなる心配も少なくなった
ので心理的には良いです。



クラッチフルード交換

この項ではクラッチフルード交換作業内容を掲載しています。

2003-10

今回使用したもの

ホンダ純正ブレーキフルード(DOT4)・ワンマンブリーダーボトル・ホース・スポイト
超潤滑剤・板ラチェットレンチ

Korai的難易度・・・☆

学習機能も働き、フルード量も少ないので簡単です。




*針金は今回も使用していません(^^;;
転ばぬ先の杖、クラッチフルードの交換です。

ブレーキフルード同様、劣化するとクラッチの切れが悪くなったり
最悪突然切れ無くなるということも・・・。
また、フルードが劣化したまま使用し続けるとクラッチマスターや
フルードラインに悪影響があるので注意が必要です。

用意するのはホンダ純正のブレーキフルードDOT4です。
ブレーキとクラッチのフルードは共通です。(画像は使い回し)
使用する道具はブレーキフルード交換の時と同様です。
スポイトとワンマンブリーダーボトルです。

クラッチのブリーダープラグはエンジンリッドを外し、デスビの
後ろ(クルマ後方側)にあります。

画像は黒いゴムキャップを外したところです。

クラッチマスターシリンダーはブレーキと同じボンネット内に
あります。

フルードラインが1つしか無いので、ブレーキに比べて随分
カップが小さいです。

まずはフタを開けて中の古いフルードを抜き取っておきます。
ここで気になったのはブレーキとは違い、ウーロン茶なだけで
なく、なんとヘドロのようなモノが底の部分に溜まっていました。
攪拌してキレイに吸い取りました。何だか鉄粉みたいなモノが
混ざっているようです(−−;
(中のピストンとシリンダー壁が磨耗しているのかな・・・)

吸い取ったら新しいフルードを一杯に注いでおきます。

ワンマンブリーダーを繋ぎます。

やっぱり、ワンウェイバルブは非常に便利です(^^
1人で気軽に作業できます。

この場所は狭いので、プラグを開け締めするのが大変だと
思います(^^;

このクラッチブリーダープラグを緩める工具は8mmです。
通常はメガネレンチを使用します。

実はメガネレンチは1本(10-12)しか持っていないので、
今回は激安板ラチェットレンチの3本セットを用意しました(^^;
メガネのようでラチェット機構のあるなかなか便利な工具です。
今回のように狭い場所での作業に威力を発揮しそうです(^^

マスターシリンダーにフルードを注ぎ足しながらクラッチペダルを
ゆっくりポンピングして古いフルードを押し出します。

ホース内のフルードが透明になったら終了です(^^
今回の交換フルード量はピッタリ100mlでした。ブレーキの時が
450mlだったので、うまく節約して交換すれば500ml缶1本で
ブレーキとクラッチ両方のフルードが交換できそうですね(^^

交換後にはマスターシリンダーのフルード量をMAXに合わせ、
ブリーダーをブレーキクリーナー等でキレイにすればOKです。
(画像は何故かシリコンリムーバー)

交換後はエンジンを掛けてクラッチペダルを踏み、ペダルの
踏み応えを確かめて終了です。
交換後はそれほどの変化はありませんでした。ブレーキと
違ってフルード内にエアも噛んでいなかったせいでしょうか。
でも、交換しておいた方が良いことは間違いありません。