この項ではFコンソールの改造作業を掲載しています。

2004-05

今回使用したもの

+ドライバー・ソケットレンチセット・内装剥がし工具
脱脂剤・ホルツ バンパープライマー・ホルツ つや消し黒
ホルツ ブルーイッシュシルバー・ホビー用半光沢塗料・サーフェイサー
電動ドリル・ニッパー・カッター・紙ヤスリ・ヤスリ各種・ラインテープ
マスキング材料・布ガムテープ

Korai的難易度・・・☆☆☆

作業行程は多いですが、モノを削って造形する作業は楽しいです。



Beatに市販のDIN規格オーディオデッキを取り付けるのは
少々大変です。
デッキ、コンソールが独自の形状になっているので、DIN規格
のモノは取り付けできません。
ショップから純正デッキ位置に市販デッキを取り付けられる
コンソールが販売されています。(内部フレーム要加工)

今回は購入した2DINオーディオをFコンソールの上部に取り
付けたかったので、少々周辺を加工をしてさらにコンソール
自体を作り直すことにしました。(画像は納車時の状態)

BeatのFコンソールに市販のDIN規格オーディオを取り付ける
時にネックになるのがインパネ内部に通っている、ステアリング
ハンガーパイプとフロアを繋いでいる
のパイプです。

このパイプにデッキが干渉するためFコンソール上部に取り
付けるのが少々困難です。ちなみにFコンソール下部はこの
パイプまでの距離に余裕があるので、比較的簡単にデッキを
取り付けることができます。
グラインダー等でカットしてしまうのは簡単ですが、車体の
剛性を担っている部分なので安易なことはできません。

パイプを素人がどうこうすることはできないので、ギリギリ
までデッキをパイプに近付けて取り付けることにしました。

取り付けるためにFコンソールとインパネ側の干渉する部分を
カットしました。同時に、インパネを支えるフレームも大胆に
加工しました。

そうしてようやくデッキを仮固定することができました。
ちなみにデッキの固定はデッキ脇にステーを取り付けて
インパネ内部のフレームから太目のタイラップ2本で吊り
下げているだけです(^^;(タイラップは取り外しできるモノ)

この段階ではデッキだけが飛び出している感じで、「これは
さすがにムリか?」と考えましたが、すでにフレームを切り
刻んでいてA/Cパネルも元の位置に戻せなくなっていたので
このまま進めることにしました(^^;

コンソールの造形は何と画像のようにデッキ、コンソールを
取り付けた状態で板金用パテを盛っていくという超現物合わせ
作業です(^^;(デッキをマスキング)

切り取ったA/Cパネル部分も下部に移動して、位置を調整
してパテで固定しました。

上の画像のパテ盛りでは、足付けが上手くいっていなくて
すぐにパテが剥がれてしまったので、キチンと粗い金ヤスリ
を掛けて足付けをやり直しました。

直したついでにデッキが入る部分の周りの作り方を工夫して、
デッキの周りに塩ビ板を両面テープで貼り、その上からパテを
盛り付けました。
パテが硬化すると、塩ビ板がコンソールの内壁となってデッキ
から簡単にコンソールが外せるようになります。
(文章では説明が難しいです・・・)

大まかなカタチができたら、クルマからコンソールを外して
来て造形作業をします。

部屋に転がっていたホビー用のポリエステルパテを使って
みました。板金用のポリパテ(
)と違って緑色です。
できるだけ気泡の入らないようにl硬化剤を混ぜ合わせます。

盛り付け段階なのでどんどんパテを盛っていきます。
(ポリパテは1時間ほどで次が盛れます)
盛っては大きな凸面を削って、また盛り付けます。

結局、盛ったパテの量は板金用ポリパテ(お徳用缶)を
1.5缶分ほどとなりました。
純正と比較したら大分ずっしりとしたコンソールになりそう
です(^^;

盛り付けが終わったら削り作業に入ります。

粗めの空研ぎサンドペーパー(♯180)に当て木をして削ります。
色んな方向から削って平坦な面を出します。
途中、凹み部分にパテを盛り直して面を出していきます。
空研ぎは♯400くらいまで施しました。

ほぼ造形ができたところ。

まだ、エッジが立っています。

コンソール上部から下部まで繋がるエッジのカタチに拘り
ました(^^

ハザードボタン付近も大分厚めにパテを盛り付けたので、
前から気になっていたこの部分にちょっと一手間掛けることに
しました。

まずは簡単な型紙を作ります。

型紙を加工する部分に置いて、カタチをシャーペンでトレース。
トレースしたカタチに沿って曲線ラインテープを貼ります。

ラインテープ内側にこのような窪みを削り込みました。

全体の造形ができたら、大きなピンホールをパテで埋めて
再研磨。それでもまだ細かな穴がたくさん開いています。
(パテ盛り下手糞・・・)
細かな穴はサーフェイサー厚塗りで埋められると思い放置。
ヤスリを掛けてエッジの面取りをし、全体を耐水ペーパー
処理(〜♯700)して塗装下地前仕上げにしました。

サーフェイサー厚塗りで何とかなると過信していたピンホール
は全く埋まってくれず、ホビー用の「溶きパテ」なるスプレーを
用意して塗布しました。
それでもスプレータイプでは十分な効果は出ず・・・。
(画像では分かり難いです)

最後は溶きパテのビン。

憎きピンホールに直接、面相筆で溶きパテを塗り込んで
いきました。
これは効果てき面でした(^^

・・・調子に乗って塗っていったら結局ほぼ全面塗ってしまい
ました(−−;

お〜ふろ〜できゅっきゅっきゅ〜♪

溶きパテを塗った部分(ほぼ全面)は凸凹になるので、再度
耐水ペーパー(♯400〜♯1000)で面出し作業&塗装下地を
作りました。

こうして出来上がったコンソールを塗装して完成しました。
完成後の取り付けも取り付け時にインパネが軋む特に問題
無くできました(^^
純正コンソールを改造しているので、センターコンソールへの
繋がりも良いです。

初めにオーディオだけ取り付けていた時はその出っ張り具合に
閉口してしまいましたが、こうしてコンソールができてみると
「結構キレイに収まってるじゃん」と自画自賛(^^

A/Cパネルも固定されて、操作がキチンとできます。
(約半年間ぶらぶらでした)

一手間掛けたハザードスイッチ部分は単なるアクセントなの
ですが・・・

・・・指で押す方向に向けて窪ませてあったりします(^^

スイッチを押す時というのは、右手でハンドルを握りながら
コンソール脇に左手を添えて親指で押す、というのが自分では
主な操作だと思ったのでこのようにしました。

コンソールを取り付けたついでにインパネ塗装で外していた
Hエンブレムを再び取り付けました。

センターのA/C吹き出し口は前回の塗装で固まってしまった
角度調整ツマミを外して再塗装しました。
ツマミもキチンと動くように加工してから付け直そうとしましたが、
途中で破壊してしまったので、当分はこのままです(^^;





完成から3年後の2007年。
ハザードスイッチを他車種流用したのを機に、コンソールの
一部を加工することになりました。

この頃、すでに元のコンソールのPP樹脂部分とポリパテが
一部剥がれつつあったので、ビニールレザーを張り込んで
覆い隠そうと画策していました。


・・・・・・しかし、その作業に失敗(^^;
2年ほど放置することに。

2009年春になってレザー張りをあきらめて方向転換。
再び細部をリペアすることにしました。

詳細は


リペアのついでに、前々から考えていたコトを実行。

広すぎると思っていたコンソールサイドのシルバー塗装部分の
面積を減らすため、シルバーラインのグラフィックを考慮しつつ
ラインを引きました。


2009年6月。
久々にキレイな状態に戻ったコンソールは、ホルツの塗料が
良くなったせいかつや消しの質感が向上(^^

塗り分けしたサイド部分は、シルバーラインが際立って
コンソールが引き締まって見えます。大きな画像はこちら
黒塗装したコトで取付ビス部分が目立たなくなったのも◎です。

あとは、またパテが剥がれないコトを祈るばかり・・・(^^;


蛇足(^^;

当初、レザー張りを考えていたため、ハザードスイッチ周りを
大きく削り込んでいました。

そのため、すき間から内臓が覗いてしまうスキマスイッチ(ぉぃ)