この項では内装のLEDイルミネーション部品の製作過程を掲載しています。

2004-12

今回使用したもの

+ドライバー・電動ドリル・ニッパー・カッター・ハサミ・ピンセット・万力・はんだごて(30W)・スタンド
ヤニ入りはんだ・はんだ吸い取り線・熱収縮チューブ各種・配線ケーブル各種・電工ペンチ・ギボシ端子・タイラップ
LED各種・1/4Wカーボン抵抗・10mA定電流ダイオード・ACアダプター(DC12V200mA)
紙ヤスリ(#180)・脱脂剤・強力両面テープ・弾性接着剤・セロテープ・マスキングテープ

Korai的難易度・・・☆☆☆

LEDを使った電子工作の面白さを学びました。



2004年最後のモディファイは内装部品のLEDイルミの製作
です。
以前から興味はありましたが、苦手意識があってなかなか
実行に移せませんでした。

ようやく色々と情報や道具の準備が整って、作業開始です。
初めに取り掛かるのは、良く知られているパワーウインドウ
スイッチ部分の穴に取り付けるインジケーターです。
初めてのLED電子工作にはもってこいの場所です。

その前に今回の作業で大活躍した電源のご紹介。

コレはどこの家庭にでもあるACアダプターです。
家庭用AC100Vから電子機器を駆動するためのDC電圧に
整流、変圧、定電流化しています。

画像のアダプターは、昔買ったポータブルCDプレーヤーの
モノで、プレーヤーは故障して使えなくなり、ゴミと化していた
モノです。
表示を見ると入力AC100V→出力DC12V 200mAとあります。
まんま車載バッテリー電圧です。偶然ですが、ラッキーでした。
実際、エンジンが掛かっている時は充電電圧に切り替わり、
14V付近まで上がりますが、12Vでテストできる効果は非常に
大きいです。
200mAという出力も内装用イルミで使うには十二分です。
先端の端子を切り落とし、ギボシ端子を付けて使用します。

P/Wスイッチには角型の青LEDを使用しました。

スペックは

NSPBF-50S(日亜化学)
2X4.6mm 3.6V/20mA 110/80° 232mcd

青いです。かなり明るいLEDです。初めてLEDを点灯させて
みるとちょっと感動です(^^(感動のあまりピンボケ)

webで調べた範囲で、3mAぐらいの電流値で光らせれば
妥当な明るさと踏んで計算し、今回は3.9kΩの抵抗だけを
購入。(抵抗のオトナ買いはできない・・・)

早速、はんだ付け、配線して仮組み。テスト点灯してみると・・・。
ぐおっ、あ、アカルイスギルアルヨ・・・。

LEDの明るさを侮っていました。12Vでは計算上2mA程度しか
掛かっていないはずですが、暗闇では眩い輝き具合です。
*画像にポインタを合わせると夜間画像になります。

取り付け前に抵抗をさらに追加して要調整です。

調子に乗って、内部に若干の空間があるシフトノブ内への
LED
設置です(^^

これがですね。大変です(笑)

とにかく狭いです。配置の自由度が限られているので、指向角
の広いP/Wに使ったモノと同じ角型
青LEDを3個配置です。
さらに1個、別配線で追加。

シフトノブ内部に両面テープを貼って仮固定します。
その後、弾性接着剤で塗り固めました。
配線方法や設置など、もっとウマイやり方があると思いますが、
すでに加工、配線してしまったので後の祭り(^^;

P/Wスイッチの教訓を活かしてこちらは3個のLEDを直列配線。
抵抗も3個直列で合計11.7kΩ。(ああ、非効率的な使い方)

計算上、0.1mAで光っていることになり、この明るさ。
自分の計算が間違っているのかはわかりませんが、
LED
明るさの加減は難しいです。

計算ではなく、実際にテスト点灯させてみて調整するのが
妥当なようです。

さらに手を伸ばしてA/Cパネルスイッチのインジケーター。
この頃になるとはんだごての使い方もだいぶ慣れてきました。

交換するのは送風ポジションの4ヵ所のみ。これも
にします。

基板を取り外した後、取り付けてある
緑LEDをニッパーで切り
離し、残った足をはんだを溶かして引き抜きます。
残ったはんだをはんだ吸い取り線を使って取り除きます。

この吸い取り線、初めて使いましたがホントにキレイにはんだ
が吸い取られて感動。ちまちました作業ですが、こういうところ
が面白くて仕方無いです。

コレも角型青LED(^^;

とりあえず光れば良いので、カタチは関係ないです。

先に外した緑LEDを点灯させてみたらやけに暗かったので
嫌な感じがしましたが、予感は的中。

基板のコネクタのイルミ部分に電源を接続してテストして
みると、同じ電流でも明るさが全然違う・・・。

手前の内気循環の
アンバーLEDと比較すると、とんでもなく
明るく光っています(^^;
単に昔の
LEDだから暗いのか、そういった仕様のLEDなのか。
とにかくこのままでは
が明る過ぎです。

超密着直列抵抗を製作。(やっぱり非効率的)

コレまでの経験から、コレくらいの抵抗値で大分明るさを抑え
られると判断。(ホントは10kΩ1本でコトが足りる)

取り付けた青LED側の足をはんだ付けする部分を残して
カット。その足の間に超密着直列抵抗をはんだ付け。
1個付けてムリを感じて、残り3本は配線で外部に抵抗を設置
しました(^^;

抵抗を追加してテストしてみると、まだ明るく感じますが大分
明るさが抑えられました。
試しにA/Cパネルに組み込んで点灯させてもOK(^^

内部にスペースが無いので基板に穴を開けて、抵抗の付いた
配線を外へ逃がしました。

ちなみに「超密着直列抵抗」は画像右。
LEDの足がまんま抵抗に置き換わっています。かなり無茶な
付け方です。そのうち不具合が出そうです(^^;

ここまで来たらやってしまおうということで、A/Cパネル自体の
イルミネーションの
LED化です。

使用した
LEDは広い指向特性を持つ白LEDです。

スペックは

E1L49-AW-a0(豊田合成)
4φ 3.4V/20mA 90° 650mcd

あまり見掛けない4φです。
白色ですが、LED特有の青白い
感じでは無くて温かみのある
白さです。

今回は直列1回路につき、LED3個を使用。10mAの定電流
ダイオードで光らせます。その回路を2つ。
さらにもう1つの回路は直列
LED4個、10mA定電流ダイオード
を並列接続して20mAで光らせます。(ややこしくてスイマセン)

画像は
白LEDの定格MAXである20mAで点灯していますが、
正面からは直視できないほど明るいです。

A/Cパネルの照明は内部でアクリルを使って光を拡散させたり、
表面のパネルを裏側から光らせる関係で、
LEDでもかなり明るく
点灯させないと夜間でも暗く感じます。

いくら広い指向特性を持っているLEDとは言っても、もともと
バルブの取り付けられた部分にだけ
LEDを設置しても、パネル
面の一部しか光ってくれません。

そこで、回路を作りながら試行錯誤し、ケースの裏側にドリルで
4φの穴を開けて、パネルが均一に光るように
LEDを配置して
いきました。

電源は既存のバルブ用配線からソケットを切り落として接続
して使用しました。バルブ用配線は2回路分あるので、1つは
予備配線にしても良かったかもしれません。

配置しているうちに、購入したLEDが底をついてしまいました。
後、数ヵ所追加したい感じです。

そこで、たまたまあった戴きモノの5φ
LED3個を急遽投入。

テスト点灯させて見ると、
青白く十分な明るさですが、指向角の
狭いモノでした。そこで、
LEDのレンズ部分に粗めのペーパーを
掛け、ボカシて光を拡散させて使用しました。
それと合わせて、コレまで使用した
LEDにもペーパーを掛けて
おきました。

テストです。

う〜ん、なかなか良い感じ(^^
細かく見ると端々に光のまばらな部分が見えますが、それでも
良い雰囲気が出てます。

面白い効果ですが、
白LEDを使用しましたが、パネルの部分
青白く(ほぼ水色)光るようになりました。クールです。

コレは私見ですが、普通の電球ではパネル面をバルブの

黄色っぽい光
白く光らせるために、内部が少し青く処理され
ているのかもしれません。そこに
真っ白の光を当てたので青白く
なったのだと思います。白色LEDの構造と同じ理屈)

ちなみに、裏側はお祭り騒ぎ(笑)

これだけの数でも立派にBeatの室内照明にできる明るさです。

そして完成したモノを実車に取り付けて点灯。

まずはP/Wスイッチインジケーター。
取り付け前に抵抗を追加しましたが、充電電圧だとやっぱり
少し明るめ。う〜ん、難しい。

A/Cパネルは良い感じで光ってます(^^
ただ、ダイヤルの照明だけ極端に暗いです(^^;
実用には問題ないです。

抵抗を追加して調整したはずのインジケーターの
青LEDは、
デジカメで撮影するとかなり輝いております(^^;

実際に見ると画像のような光り方までは明るくありません。

コンソール周りのイルミネーションがLEDで統一されました(^^

やはり、バルブのぼわっとした温かみのある雰囲気とは違って
クールな印象です。
今まで無かった部分にイルミが追加されると賑やかに感じます。

まだ
LEDの明るさ調整に課題が残りますが、苦労して取り付けた
イルミがキレイに光るのを見ると感動です(^^

おまけ。

運転席足元は以前から市販の
LED照明で運転中常にライト
アップされています。

その後、A/Cパネルのヒーターコントロールとファンスイッチの
ツマミ部分に、
LEDを追加で設置しました。

5φ 
青緑色LED(日亜化学)NSPE510S 495〜500nm
30° 3.6v/10mA 3920mcd

LED1つにつき、10kΩの抵抗で光らせています。
それと同時に、以前無理やり取り付けた送風ポジションボタン
部分の
青色LEDの直列抵抗も、10kΩに変更。
丁度良い明るさになりました(^^

青緑色の光がワンポイントになって良い感じです。
これでA/Cパネル照明のLED化はとりあえず完成です。