この項ではスパークプラグの交換作業を掲載しています。

2003-07

今回使用したもの

ラチェットハンドル・プラグ用ソケット16mm・エクステンションバー・+ドライバー
機械式トルクレンチ

Korai的難易度・・・☆☆

Beatのメンテって面倒です(^^;



スパークプラグの交換です。

中古で購入した
My Beの消耗パーツのほとんどは、過去いつ頃
交換されたか分からない状態です。すでに、そのまま1年以上
走行・・・。なので、換えられるモノから換えていきたいと思います。

プラグは無難に?NGKで交換しようと思っていましたが、DENSO
から性能の良さそうなイリジウムプラグが発売されたので、
そちらを選択しました。
モノはDENSOイリジウムパワーの熱価22。Beat純正よりも
1番上げたモノです。中心電極に極細径0.4mmのイリジウム合金
を採用した高性能プラグです。別に接地電極に白金チップを
採用して耐久性を高めた
イリジウムタフという製品もあります。
こちらは若干性能が劣るようです。(たぶん体感不可(^^;)


さて、交換作業に入りますが、Beatのエンジンルームを覗く
のは非常に面倒です。通常はリヤスクリーンのジッパーを外して
外に引き出します。(マジックテープもバリバリと)
しかし
My Beはリヤスクリーンをアクリル板に替えてしまったので、
スクリーンごと外すことに・・・。

今回コレが1番面倒だったかも(^^;


面倒ではありますが、スクリーンを外してしまったほうが作業性は
飛躍的に上がります。

こうするとエンジンリッドも簡単に外せます。
良く知られている小技ですが、エンジンリッドを固定しているボルト
をノブボルトに交換しておくと、手で回して外せるので楽チンです。


中を覗き込みます。

デスビ側から3・2・1番のシリンダーです。
プラグコードの長さが均等ではないので、付け間違えることはない
です。3番から順に交換していきます。(交換の順番は関係無)


プラグコードの取り外しはキャップ部分をしっかりと掴んで
引っ張ります。
コードを掴むと中で断線する恐れがあります。
そのまま真上に引っ張ると抜けにくかったので、少々グリグリと
こじりました(^^;


コードを取り外したらプラグ用のソケット(16mm)を使ってプラグを
外します。固着していることも無く、意外に簡単に外せました。
(以前、別の車の交換でレンチを折った経験が・・・)

外したプラグの状態を見てみると、ガイシ、接地電極が共に白っ
ぽくなっていました。つまりは「焼け過ぎ」の状態(^^;
このプラグは純正のNGK熱価6番です。常時高回転気味に
なってしまうBeatに6番では、少々荷が重いのでしょうか。
ちなみに熱価が高すぎるとプラグの温度が上がらず、「自己浄化
能力」が落ちてカーボンが溜まり、燃焼効率が悪くなる、いわゆる
「くすぶる」状態になります。

*熱価とはプラグ自身の熱の放出性能のことです。
数字が多いほど放熱性が高くなります。(ヘッドに熱を逃がし易い)


というわけで、今回は純正よりも1番熱価を上げたモノに交換する
ことにしました。中心電極径0.4mmの細さはダテじゃありません。
この細さが強いスパークの源です。

一応、イリジウム合金の融点は2454℃ということですが、これだけ
細いと燃焼室内で溶けて無くなってしまいそうです(^^;
ちなみに白金の融点は1769℃です。

プラグ用ソケットにプラグをセットします。安物なので磁石では
なくゴムでプラグを支持しています。


ソケットにエクステンションを取り付けて、慎重に手で回して
プラグを回していきます。手で回らなくなったところから
トルクレンチを使用して締め込みました。
規定では締め付けトルク1.5kg/mですが、プラグのパッケージには
2〜2.5kg/mと表示されていました。そこで、間をとって2.0kg/mで
締め付けました(^^;(画像はトルクレンチを使う前の締め込み)

意図的に性能を引き出すには吸気バルブ側に電極の開放面を
向けるのが良いらしいです。その際はエクステンションに開放面
の位置をマーキングして締め付けます。
今回そのようにしましたが、どうしても締め付けトルクの限界までに
うまく電極の向きを合わせられなかったので今回は見送りました。
(3本とも微妙なところでダメ・・・)


外したプラグには、結構な量のカーボンが蓄積していました。
接地電極は白く焼けています。
燃焼室内の温度に対してプラグの熱価が低かったために
焼け過ぎてしまっていたようです。

中心電極もエッジが無くなって、かなり丸まっています。
火花ギャップもかなり広がってしまっているようです。
これでは強力なスパークはムリです。


ノーマルとイリジウムの電極比較です。太さが全然違います。

取り付け後のインプレッションですが、少々街中を走っただけで
停車時のアイドリングが若干静かになったことがわかりました。
加速時のエンジンの回り方もスムーズになったような感じです。
ちょっといつもよりもエンジンを回してみると、回転数の上がり方が
素早くスムーズになったようです。何となく「キチンと着火している」
雰囲気があって良い感じです(^^
もう少し走ってみれば違いが分かってきそうです。

プラグを換えて良い感じだと、今度はプラグコードを換えたくなって
きますね。・・・いつのことよ(ToT)(2004-10に交換(^^)





2006-07。2回目の交換です。(同じイリジウムパワーIK22)

前回交換後、1年3ヶ月経過した時に1度チェックしていますが、
焼け具合は問題ありませんでした。このイリジウムパワーの
推奨交換時期は走行15,000〜20,000kmです。


今回の交換は、前回から丁度3年経っています。
チェックから約1年半、久しぶりにプラグを外してみるとカーボンが
ビッシリ・・・(^^;
ここ最近は近所のチョイ乗りが主なので仕方無しか
(いつものコト)

カーボンが堆積している以外は、電極に変化無し。
同じパーツに交換しているので、交換後に大きな変化はありま
せんが、エンジンのフィーリングは良くなりました。

もう少し、こまめにプラグの清掃をした方が良さそうです(^^;





前回の交換から再び3年後の2009-07。3度目の交換です。
(確認したワケでもないのに、ピッタリ3年で思い立ち)
この間の走行距離は約18,000kmです。(交換時期的にもピッタリ)

今回も同じくデンソーイリジウムパワーのIK22です。

プラグを外してみたところ、前回とは違って碍子の状態が
とてもキレイでした(^^


1番シリンダー。
碍子、接地電極ともに、焼け具合としては良いと思います。(灰白色)

前回のプラグ交換時から何が変わったかというと、
ECUにスポーツROMが載って、ガソリンがハイオク仕様になりました。
熱量が増えて、ようやくプラグの熱価とのバランスがとれたようです。
(管理人の乗り方では、ROMを載せるまで熱価を上げる必要が無かった
コトが証明されたと・・・(^^;)


3番シリンダーのプラグだけ碍子がカーボンで黒ずんでいますが、
少し擦るだけで落ちる程度なので問題なさそうです。


状態も悪くないので、交換の効果は出ないかと思っていましたが、
アイドリング音が少し変わって、加速時などのフィーリングが少し
良くなっています。

メンテの効果が感じられると嬉しいです(^^