この項ではステアリングの塗装作業を掲載しています。

2006-02

今回使用したもの

染めQスプレー(ホワイト&コスミックブルー)、曲線ラインテープ、マスキングテープ
布ガムテープ、脱脂剤、シンナー、コンプレッサー&エアブラシ

Korai的難易度・・・☆☆

染料系スプレーは難しいです。




シンプルで飽きの来ないステアリング「MOMO TEAM(30φ)」。

しかし、日頃眺めているとステアリングのパーテーションライン
(レザーとディンプルレザーの境界)が気になり、如何にも
「カラーリングすべし。」という風に見えて仕方ありません(^^;

気にしつつも、特に何もしなかったのですが、ホームセンターで
面白いモノを見つけたので、思い切ってカラーリングしてみる
ことにしました。

カラーリングする部分(ディンプルレザー)を残して周囲を
マスキングします。
毎度のことですが、塗装はコレが1番のキモ。

作業場に転がっていた
青布ガムテープを使いましたが、
後ほどちょっと誤算(^^;

そして登場、テロソンの「染めQ」スプレーです。
(冬場なので、お湯で温め)

店頭にあった合皮の塗装サンプルで見た「
コスミックブルー」の
色合いが自分のイメージに近い感じだったので購入してきました。

黒いレザーをカラーリングするため、説明通り下地にホワイト
スプレーします。感覚的にはプラサフを吹いた感じ。

この「染めQ」は普通の塗料ではなく、染料スプレーです。
例えると塗料は「えのぐ」で、染料は「インク」です。
「塗る」のではなく、「染める」です。(ニュアンス難)

ホワイトを吹いたら焦らずに1日はそのまま置かないと、半乾きの
ホワイトとカラーが溶け合ってエライ事に・・・。

ホワイトが乾いたらカラーリングしていきます。
スプレー自体は普通の塗料と同じような感覚ですが、染料独特の
コツがあります。

塗料ならある程度吹けば、その塗料以上の濃さの色にはならない
のですが、染料は重ねたらその分だけ濃くなっていくのでムラに
なり易いです。
店頭のサンプルと同様の色合いにスプレーするのは、難易度が
高いと思いました。

コスミックブルーをスプレーし終えて、意気揚々とマスキングを
剥してみると、「あ、あれれ?」
と言うより濃紺色に近いです(^^;
(ラベルがコスミックブルーで中身がネイビーブルーかと思った)
パッと見、
と違わないくらいに濃くなってしまっています。
(画像で見るよりも実際はもっと濃・・・)

初めからやり直し・・・(ふぃ〜)

失敗は成功の母。
今度は自分で調色して
オリジナルブルーを作りました(^^;

大体で
コスミックブルーホワイト10 の割合です。

エアブラシで吹くとスプレーした時のようにツルッツルの質感には
ならず、半光沢風味で良い感じです。

さすがにホビー用のハンドピースでこの面積を吹くのは、ちょっと
大変でしたが、黙々と夢中になって塗装作業。(黙黙黙黙黙・・・)
(マスクをしても鼻の中まで
染料色・・・(^^;)

完成〜。(作った染料ギリギリ)

2度目はマスキングに
黒布ガムテープを使ったので、対比を
見ながら
色味を調整して塗装することができました(^^
(ジャンクになったディスクローターが塗装台に便利)

仕上がったステアリングにはステッカーを貼って、
MOMOAncient-Beat」のコラボレーションが勝手に誕生(笑)

完成もつかの間、車検内装の貼り替え作業のため、
このまま3ヶ月以上寝かせていました(^^;

内装が仕上がるのと同時に取り付け。(2006-04)
少し懸念していた内装の
ブルーとのバランスもそれほど違和感
無く良い感じです。

パーテーション部分を
カラーリングしただけで、違うステアリング
かと見間違うほど印象が変わりました。

実は腰の引けたマスキングで、
ブルーブラックの境目が
微妙に失敗しているのですが、それを帳消しにするほどの
インパクトなので良しとしましょう(^^

・・・・・・と、完成したのも束の間、取付からわずか3ヵ月余りで
画像のようにグリップ部分のカラーが変色してしまいました。
(2006-07)

むむぅ・・・。失敗して重ね塗りし過ぎたのが悪いのか、自分の
塗装方法が悪かったのか、単に腕が悪いのか・・・。
単純に塗装を剥離して再塗装も考えましたが、手間暇掛けた
割に耐久性に難有りなのと、諸々の費用を考えると再塗装
よりも、思い切ってステアリングのレザー張り替えをしてもらう
ことにしました。

ネット検索で見つけたショップに問い合わせて、写真をメール
添付して作業が可能かの確認をしてもらい、細かいオーダーを
含めて作業OKとのことで、ステアリングを発送しました。

代役はいつものスパイダー(32φ)です。
ステアの重さとクイック感のバランスが良いです。
以前から仕様変更して、
赤いボタンを押すと後方に向かって
まきびしがばら巻かれるようになりました(^^;
まさに「スパイだ〜っ!」・・・・・・(凍)

と、おバカなことをやっているうちに張り替えが完了したと
連絡があり、写真が送られてきました。
職人さんから上がってきたモノを、担当の方が見て気になった
部分があると仰ったのが、スポークとホイールの接続部。
レザーの上にレザーを重ねて巻くような作業になっています。
MOMO純正も同様の巻き方ですが、上がってきたモノはレザー
重ねた段差が少し目立ちました。段差について自分は許容範囲
でしたが、担当さんが手で握る部分に合わせ目があることを
気にした様子で、他の部分の手直しを含めて再作業をして
もらうことになりました。
その後、完成して自分の手元に届いた状態が、画像の様子。
重なる部分の
レザーを薄く処理してくれたのか、純正同様に
フィットしています。ディンプル穴の位置がキチンと揃えられて
いるところも丁寧な仕事です。

縫い合わせのステッチ部分です。

作業して下さった職人さんがトヨタ系の仕事をされる方だそうで、
ステッチのカタチが野球ボールのような感じのトヨタ式に
なっています。目で見ただけで、レザーの質感が伝わって
くるような雰囲気です。

ステッチ色は拘りの
ブルーです(^^

張り替えに合わせて、取り付けボルトをブラックに変更して
模様替え。
見た目がシンプルになって、ホーンボタンの存在感が↑。

取り付けが完了した MOMO TEAM custom(30φ)。
オーダーはステアリング内周部分を
ブルーディンプルレザー
外周部分を
ブラックレザーで張り替え。新品レザーのマットな
質感が良い感じです。
実際にグリップした感触も手に馴染む感じで気分が良いです(^^

一般的なステアリングと違って、TEAMは糸で縫い合わせる部分が
少なく、ほぼ貼り込みでの作業になるためキレイな仕上がりが
難しいと予想していまいましたが、流石職人様、お見事です。

今回の作業を依頼したショップはナガセ自動車(株)さんです。
担当の服部さんが細かく丁寧に対応して下さったので、安心して
作業をお願いすることができました。ありがとうございました。