柔らかいホダ木と硬いホダ木


 シイタケ栽培に使う原木は元々硬いものです。

それがシイタケ菌が蔓延し、2年もたつとかなり柔らかくなってきます。

このころになると、材の部分でも爪で押せば、1〜2mmくらいめり込みます。

 

なぜこうなったのでしょう?

 

それはシイタケ菌が持っているリグニン分解酵素のためです。

 

木が硬いのは、リグニンという物質があるからです。

これは、家を造るときは大変ありがたいものですが、紙を作るときは厄介者のようです。

 

このリグニンを分解してしまうのがリグニン分解酵素(LiP、MnP、ラッカーゼなど)です。

シイタケ菌はこの酵素を使って、木の中のリグニンを分解してしますのです。

 

ちなみに、今話題になっているあのダイオキシンでさえ、このリグニン分解酵素は分解してしまうのです。!!!

 

私のところで扱っているホダ木は、硬いものから柔らかいものまで色々あります。

硬いホダ木は、切り口の部分を爪でひっかいても、やっと傷が付く程度。

柔らかいものは、手で強く握れば崩れてしまうようなホダ木もあります。

 

これらはみんなリグニン分解酵素のおかげですね。